檻の中で暮らす人間

その他|2016月03月01日

山の生き物と人々

檻の中で暮らす人間

全国的に問題になっているイノシシやニホンジカの農作物の被害。

東白川村の昨年の有害鳥獣の捕獲頭数はイノシシが81頭、ニホンジカ64頭、ニホンザルが6匹で、

この者たちが、田畑を荒らし農業者の生産意欲を奪いとっています。

収穫時期間近に決まってやつらはやってきます。

その対策として猟友会の皆さんにお願いして銃で撃ったり捕獲わなを仕掛けたりしますが、

なかなか被害が減ることはありません。

イノシシも最近は子沢山になり、ニホンジカは捕っても捕っても年々増え続けているという話です。

今ではニホンジカの群れを観光資源にしいるところもあるとか。しかしこのままでは日本中が奈良公園状態になってしまうのではないか心配です。


捕獲をするのはたいへん難しいことです。

動物が好みそうなエサを檻の中に入れたり、檻の周りに置いたりするのですが、警戒心が強く思い通りにはいかないのが現状です。


捕れないなら防ぐしかない。


ネット


↑ 全長4.5㎞に張られた防獣ネット


その方法として私の集落では一昨年から山と集落の堺に全長4.5㎞の防獣ネットを設置しました。

その作業は集落に住むみんなが日曜日のたびに出役し、苦労の甲斐あってとうとう完成することができました。

喜ばしいはずの完成ですが東白川村の面積の9割が森林。

残り1割に住民が生活を営んでいるわけで、まるで人間が檻にいるようなものです。


ネットに体当たり


↑ ニホンジカの体当たりで、折れ曲がったネットの支柱

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木の家 事例集 ~アーカイブレポート~

建築レポート|2016月02月02日


建築レポート~pickup事例アーカイブ~「温かくつながる」
NO.18 玄関土間にストーブのある2世帯住宅
全国的に寒波がきたときには、東白川村はマイナス10度を超える寒さ
を記録しました。日中も陽があたらない場所は0度以下です。滝も凍るほど。
雨風や寒さから身を守る住まい。
村では水道管が氷り破裂しないよう熱線で保温対策がされているほどです。
そして山里であり、山とともに営み続けてきた東白川村では、薪ストーブが活躍しています。
わたしも、薪ストーブ生活に憧れています。
なので、友人宅の薪ストーブの前に座り火を見つめながら何時間も友人と話し明かす時間は
とてもしっくりと落ち着く大切な時間です。人
と火の関係は途方も無い時間をかけて、世代から受け継がれてきたものなのだと思いに浸るほどです。
今回は、愛おしい薪ストーブを追い求め、建築事例NO.18「玄関土間にストーブのある2世帯住宅」
の「冬の今」を取材しました。
建築事例の写真(完成)
取材時の写真
広い土間が中央に、そして、「暖かな巨人」ヨツールF600が堂々と客人を迎え入れる!
「ヨツール」は、1853年創業、ノルウェーの伝統技術を引き継ぎながら、機能美を表現しているブランドです。
その中でもF600はクラシックラインの中でも最も大型のストーブです。
この「暖かな巨人」が、2世帯住宅を暖めています。薪ストーブの暖かさが住まいの隅々まで行き届くよう設計されいます。
そして暖かさは・・・。
半そで短パンで過ごせます!!! 寒さで緊張している身体が、ゆるーくなる。空気の質感は柔らかい印象です。
そして、薪ストーブの窓に吸い込まれる。

建築レポート ~pickup事例アーカイブ~ 「温かくつながる」

NO.18 玄関土間にストーブのある2世帯住宅の冬の暮らしをレポート


完成写真1


全国的に寒波がきたときには、東白川村では、マイナス10度を超える寒さを記録しました。

日中も陽があたらない場所は0度以下です。滝も凍るほど・・・。


雨風や寒さから身を守る住まい。


村では水道管が寒さで氷り、破裂しないよう熱線で保温対策がされているほどです。

そして山里であり、山とともに営み続けてきた東白川村では、薪ストーブが活躍しています。


わたしも、薪ストーブ生活に憧れています。


なので、友人宅の薪ストーブの前に座り、火を見つめながら何時間も友人と話し明かす時間は

とてもしっくりと落ち着く大切な時間です。


人と火の関係は途方も無い時間をかけて、世代から受け継がれてきたものなのだと思いに浸るほどです。


今回は、愛おしい薪ストーブを追い求め、建築事例NO.18「玄関土間にストーブのある2世帯住宅」

の「冬の今」を取材しました。


完成時の写真

完成写真「土間」


取材時の写真

薪ストーブ1


広い土間が中央に、そして、「暖かな巨人」ヨツールF600(薪ストーブ)が堂々と客人を迎え入れる!

「ヨツール」は、1853年創業、ノルウェーの伝統技術を引き継ぎながら、機能美を表現しているブランドです。

その中でもF600はクラシックラインの中でも最も大型のストーブです。


この「暖かな巨人」が、2世帯住宅を暖めています。薪ストーブの暖かさが住まいの隅々まで行き届くよう設計されいます。


そして実際は・・・。


半そで短パンで過ごせます!!!

寒さで緊張している身体が、ゆるーくなる。空気の質感は柔らかい印象です。


そして、薪ストーブの窓に吸い込まれる。

この窓にはどんな機能や意味を持っているのか。

煙突も窓かもしれない。

ずっと、薪ストーブの前に座っていたくなるレポートでした。


薪ストーブ2


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「窓」について

その他|2015月12月10日

窓は住まいの「目」

窓は、建物と外の世界をつないでいる。


窓1


窓はどのように住まいと外の世界をつないでいるのでしょうか。

原型的には、展望、採光、換気という働きでつないでいます。

「まど」という言葉の由来も、世界の言語は、この3つのどれかにあてはまるようです。

キーワードは、「風」 「見る」 「穴」。


窓2


日本語は、「目の門」や「門戸」の意との説や、

「目の戸」の音が変じて、「まど」となったという説もありました。

古来の日本人は、住居の窓(穴)を人間の「目」となぞらえていたのかもしれません。

人の目は、外の世界の情報を感じとる器官であり、「穴」という意もあります。


窓は、住まいの目。


現在にいたるまで、窓の機能や、言葉の使われ方は多様化してきました。

機能面では、景色が良く、ふんだんに陽光が入り、取り入れる空気は爽やかで、

外の影響を受けない。このような機能を1つの窓に期待してしまいます。

しかし、それら機能を1つの窓で満たすことのできる環境は多くはありません。

家を建てる環境が、それぞれ違うように、1つの窓でできることも違ってきます。

そこで、「家が建つ環境」と「家に住む方の想い」を考慮して、窓に個性をあたえていきます。

それは、窓の機能の細分化です。換気、採光、展望、通行。


カーテン1


窓も、それぞれ目的が違い個性があります。その個性に合わせたカーテンやブラインドも必要になります。

掲載している窓は、取材先で出会ったフォレスタイルで建てられた住まいの窓です。

ひとつひとつの窓に個性があり、その個性に合わせた纏われ方。

個性と空間の統一感を両立した、カーテンやブラインドは設計士さんのアドバイスのもと、施主様とコーディネートしたものでした。

つづく。


窓3


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建築レポート~オープンハウスから~『終の棲家』

その他, 建築レポート|2015月09月07日

自然素材満載!~計算された空間利用~


少し前に遡りますが、完成見学会に参加させて頂いたので紹介します。


設計士さんが入り、施工をシンクさんが担当された初のコラボ物件です。

外観


コンセプト★でもあった気になるところを中心にみてきました。

まず一つ目に★

【小さくても大きく見える空間、周辺の景観を活かした心地よい暮らし】


小さくても大きく見える空間を探してみました。


リビング・和室

一段上がった部屋は畳の部屋になります。ここから隣の部屋につながっています。

この部屋がある事によって空間の見え方が変わってこないですか⁉


隣の部屋から見たリビング

二つ目に★

【ローコストでも自然素材満載、メンテナンスにも配慮した終の棲家】


床にはスギの無垢材が使われていて、木のぬくもりがする温かい仕上がりだと感じました。


『棲家』という言葉に魅かれます…


壁は塗り壁でとにかく無垢をふんだんに使ったところが拘りだそうです。

老後、暮らすなら自然素材を取り入れた家で暮らすのが理想だと私も思いました。


設計士さんとお話しできて、費用をかけず10~20年後の先を見据えた最低限の家

という事を話して頂きました。


やはり“今”と“この先”では、もしかしたら好みなど考え方が変わってくるのかもしれないし、

私はこれから先…という意識がなかったので考えさせられた一言でした。


家造りはそれぞれで、又この先という事までいろいろ考えていくと本当に大変な事だと改めて感じました。


そして、御施主様にあったそれぞれの在り方の家があるという事を思いました。


お家を建築にあたり、みなさんそれぞれこだわりのスペースがあると思います。


ここで、おもしろい造りを見つけたので紹介します。

脱衣場とキッチンにつながる窓⁉がついていて新しい!と驚きがありました。

窓がある事で換気ができ、湿気がこもり気味になりがちな場所ですので、高機能ですね。

設計士さん曰く、風通しのための窓との事ですが…開けると脱衣場が丸見えになります!

この時はまだ付いていませんが、ロールカーテンを付ける予定だそうです。


脱衣場窓・キッチン

これから日々住むことで、どんな快適な空間を造り上げていかれるのかが楽しみだと

思いました。


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”家”と”庭”との切っても切れない関係

その他|2015月07月21日

今あるものを活かして、居心地よい場づくり


7月初旬の週末、フォレスタイルの協力建築事務所のひとつである株式会社

アトリエ創一級建築士事務所さんが、仕事上のパートナーの庭師さんと企画

したイベントへ参加して来ました。


メインは、建築士さんと庭師さんの作品展ですが、付随して、“ZAKKATU祭”

と称しクラフト作家さんたちがお手製の品を販売されました。お菓子にパンに

アクセサリー、みなさん思い思いのものを販売されていました。おいしいもの

に目がない私は、“花よりだんご”、どれもこれも目移りして困りました。


会場となったのは、一宮市にある『つくる。』というイベントスペースです。

かつての織物工場と古民家を活用し、“つくること”をキーワードに、人々が

集う場を提供しています。どちらの建物も長い歴史を刻んできたため、取り

壊されそうになっていたところ、今回イベントを企画した庭師さんが活かす

ことを買って出たそうです。



かつての織物工場

↑元繊維工場 「のこぎり屋根」という、往年の工場に典型的な形態の屋根。

広い面積の空間へ均等に採光するのに優れているそう。一見、おおよそ現在

進行形で使われているようには見えないけれど…中に入ると、立派な梁や柱

や古き良き時代が感じられる、雰囲気のある建物。


※内部の様子については、『つくる。』のHPをご覧ください。

http://www.tsukuru-ichinomiya.com/guide/


今回のイベントは、会場の名の通り、『つくる。』ことに拘っていれば、

ジャンルを問わず参加できるというものでした。フォレスタイルは“家を

つくる“ことを説明するという目的がありました。ブースを構えたのは、

元工場に隣接する風情ある昔ながらの古民家でした。


ZAKKATU祭② ZAKKATU祭③

ZAKKATU祭④ ZAKKATU祭⑤

↑「昔の職人が競い合って建てられた日本家屋」と銘打たれた古民家。玄関のある東面と裏の西面と両方に大きな窓があり、

開け放つと心地よい風が通り抜けて行く。畳敷きの広間に座っているだけで心が穏やかになり、絶好の寛ぎの空間。


普段、お客様と接していて、外観こそこのような純日本家屋を選択される

お客様は少ないものの、案外若い世代に畳の部屋は人気があると感じます。

子育て世代であれば、お子様のお昼寝やオムツ替えの時など重宝するという

声をよく耳にします。時代は流れ、生活様式や趣向が変わっていっても、私

たち人間の中に脈々と流れている“人が感じる心地よさ”は変化しないもの

なのかもしれません。


続いて、今回のイベントのメイン、庭師さんと建築士さんの展示へとご案内。


ZAKKATU⑥


ホワイトボードの貼紙に誘われ…


ZAKKATU⑦


年季の入った階段を上ったその先には…


ZAKKATU⑨


“庭”が。


ZAKKATU⑧


庭の奥には、畳の空間に昔懐かしい、これまた年季の入った勉強机。

畳の部屋から眺めたその先に、庭があるという演出です。今でこそ

庭のある家は“あたりまえ”ではないけれど、かつてはどの住まい

にもあり、切っても切り離せない関係でした。それが“家”と“庭”。

家族が暮らしを共にする「家庭」という言葉は、ちょうど“家”と“庭”

から成っています。“庭”は暮らしに自然を取り入れるものとして、“家”

と“人”とに寄り添う存在であれば…


それが庭師さんと建築士さんが抱く共通の思いです。


ZAKKATU⑩


2頭のヤギさんたちが、すぐそばで愛嬌を振りまいてくれていました。

彼らもまた、”庭”をかたちづくる大切な仲間であり、ムードメーカーです。

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建築レポート ~オープンハウスから~ 『奥さんバックヤード』

建築レポート|2015月07月07日

収納だけじゃない!幅広く家事をサポート『奥さんバックヤード』


オープンハウスの取材に行ってきました。

オープンハウスの取材に行ってきました。 オープンハウスの取材に行ってきました。 オープンハウスの取材に行ってきました。 オープンハウスの取材に行ってきました。 オープンハウスの取材に行ってきました。
今回の お宅は、自然素材を使った 自然素材を使った 自然素材を使った 20 代 30 代 子育て世代 子育て世の家がテーマ
という ことで、 私も 一主婦で子育て世代 主婦で子育て世代 主婦で子育て世代 の一員で もあるの一員で もあるの一員で もある、楽しみに
していまた。 していまた。
実際見てき・ 実際見てき・ 実際見てき・
まず、入って玄関収納が充実しい驚きた。 まず、入って玄関収納が充実しい驚きた。 まず、入って玄関収納が充実しい驚きた。 まず、入って玄関収納が充実しい驚きた。 まず、入って玄関収納が充実しい驚きた。 まず、入って玄関収納が充実しい驚きた。
下の写真が 玄関収納です下の写真が 玄関収納です下の写真が 玄関収納です下の写真が 玄関収納です、靴がたくさん 入るのはもちろ靴がたくさん 入るのはもちろ靴がたくさん 入るのはもちろ靴がたくさん 入るのはもちろ靴がたくさん 入るのはもちろのこと
奥には鏡も付いてたの で、靴を履感じ奥には鏡も付いてたの で、靴を履感じ奥には鏡も付いてたの で、靴を履感じ奥には鏡も付いてたの で、靴を履感じ奥には鏡も付いてたの で、靴を履感じ確認ができるところステ 確認ができるところステ 確認ができるところステ 確認ができるところステ
キだ と思いました。 思いましたオープンハウスの取材に行ってきました。

今回のお宅は自然素材を使った、2030代子育て世代の家がテーマという事で、

私も一主婦で子育て世代の一員でもあるので、楽しみにしていました。

実際見てきて・・・・・

まず、入って玄関収納が充実していて、棚の高さに驚きました。

靴がたくさん入るのはもちろんのこと、奥には鏡も付いていたので、

靴を履いた感じの確認ができるところがステキだと思いました。


玄関収納棚

(背の高い玄関収納)


さっそく2階の子ども部屋へ。

大きなクローゼットの上を活用したロフト!

お子様が手の触れる所には木が寄り添っています。


子供部屋

(子供部屋)

そして、同じく2階のベランダ入口横のスペースへ


ランドリースペース

(ランドリースペース)

洗濯物の作業はもちろん、家事や仕事の合間の1人の時間に使いたいと思いました。(隠れ家)

そして、今回一番気になっていた見どころ”大きいキッチン収納”は・・・


リビング

(1階リビング・だれかが写っています


奥さんバックヤード

(シンクから見た”奥さんバックヤード”)

 

キッチンのところが広くなっていて収納があり、なんと引き戸がついていました!

 

棚があるので物を置くのはもちろん、収納というかたちだけでなく作業台としても使え、

もし散らかっていて、急なお客様がある時なども隠したい時は、戸を閉められるように

なっている事に感動しました。

 

私はこの形をみたことがなくいろいろ検索もしてみましたが名称も分からなかったので、

工務店さんに聞いてみたところ、"奥さんバックヤード"と命名して頂きました。

キッチン裏にスペースを作り、戸で仕切ることによって、シンク周りはスッキリ!

ウラのバックヤードで気持ち良く作業!

私は、パン作りに重宝するなと思いました。

 

階段下の空間を上手く使った洗面台。

コンパクトで、なんだかかわいい感じに魅かれました。


洗面台

 

工務店のマルヨさんは『シンプル』がテーマだよ。と言ってみえましたが、

私も実際伺って、自然でスッキリとした仕上がりのお家だと感じました。

Simple is best!でしょうか?

リビング横にある広いウッドデッキ。この夏のBBQの様子を想像しました。


ウッドデッキ

 

 

 



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東京のど真ん中に東濃ヒノキが! 第1章

東濃檜のいろんなこと|2015月06月22日

地球の環境保全に立ち上がる東京都港区


昨年の秋に東京都港区の施設「みなとパーク芝浦」が山手線田町駅の横にオープンしました。

この施設は地上8階地下1階、延べ床面積約5万㎡と巨大な建物で、この地区の総合支所や

介護予防センター、スポーツセンターなどが入っています。


みなとパーク芝浦

(みなとパーク芝浦)


この巨大な施設の中にもしっかり本村の東濃ヒノキやスギが使われました。

下の写真は区民ギャラリーで、壁一面が東濃ヒノキです。

そのほか、スポーツセンターの壁やアトリウムなどには本村のスギが使われました。


区民ギャラリー



(区民ギャラリー)


なぜ、こんな東京のど真ん中に本村の木が使われたのか。


それは東京都港区では炭素固定を目的に公共施設をはじめ民間の建物にも国産材を使うことを推進しているからです。

これは日本が戦後にナラやブナなどの広葉樹を伐採してスギやヒノキを植林しました。

そのスギやヒノキの伐採時期が来ているにもかかわらず国産材の自給率というか利用率は30%にも満たないのです。

その理由は安くて安定して仕入れることができる外国産材に圧され、国産材の価格は低迷し、山の所有者にとって

搬出しても採算が合わないことが一番の原因です。スギやヒノキの人工林は枝打ちや間伐など手入れがされて

はじめて健全な山と言えるのです。


手入れがされていない山は陽が入らず地面は下草もなく石でガラガラです。

そして出荷されずに切り捨てられた木は腐って炭素を吐き出します。


こうした環境を考え、港区では国産材を積極的に使い荒廃した山林をこれ以上作らないように森林を持つ

川上の全国75自治体(平成27年6月現在)と協定を結び建物の木質化を図っているのです。


東京都は2020年に開催される東京オリンピックやリニア新幹線の開通に伴う新駅の建設など様々な開発が計画されています。

また、港区以外の都市部にも多くの国産材が使われれば日本の森林は健全な山に生まれ変わり、

また、切ってはならない東南アジアなどの森林は守られるのではないでしょうか。

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「茶摘み体験ツアー in 東白川村」開催! 2/2

東白川村便り|2015月06月09日

手摘み茶葉を、チンして茶レンジ!


5月31日に茶摘み体験ツアーが晴天の中開催されました。

この企画は、東白川村の魅力を伝えたい企画第1弾。

高級煎茶を、摘む!揉む!愉しむ!ヒノキ美林で朴葉寿司をほうばる!


今回は「揉む!愉しむ!」の様子をお伝えします。


ヒノキ100年生が健やかに育つ母樹林で昼食の朴葉寿司と豚汁を愉しんだあと、

木造住宅モデル「見晴らしの宿」にて、茶葉をチンして揉み、飲んで「愉しむ」をしました。


てもみ説明



東白川村お茶マイスター講師の下、電子レンジを使用したショートカット手揉み体験にチャレンジ。

手揉み作業は、本来5時間から6時間揉み続ける大変な作業です。

今回は、電子レンジの力を借りて、時間短縮しました。その工程を暴露します!!!

まずは、茶葉の計量をして、ラップをして、チン♪


茶計量茶レンジ2


チン♪したら、こんな感じ。


茶レンジ1茶レンジ後1茶レンジ後2


一回目のチン♪はラップをすることによって、「蒸す」工程の代わりです。ここから、「揉み」が始まります。


茶レンジ後3茶もみ5


茶もみ2茶もみ4


モミモミ、モミモミ、グリグリ、グリグリ ・・・ を繰り返し、ラップなしでチン♪

これを3回くりかえして、仕上げの3分チン♪で出来上がりです。

チン♪するたびに、お部屋にお茶の香りが広がっていきます。香り好きの私は、クンクンするだけでお腹いっぱいになりました。


さっそく、みなさんで、摘みたて、出来立てのお茶をいただきました。


試飲1試飲2

事務所1


「おいしい!!!」の感想をたくさん頂きました。

そして、かろうじて写真に写っているのが、「つちのこクッキー」です。

手揉みしたお茶も、お持ち帰りいただきました。


お楽しみの企画、次回の、東白川村の魅力を伝えたいツアー!は、

「夏の東白川deトマト祭り&薪釜deピザ祭り」(仮名)の予定です。

参加いただいた皆様、そして、スタッフも楽しんだ、お茶摘み体験でした。

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『茶摘み体験ツアー in 東白川村』開催! 1/2

東白川村便り|2015月06月04日

山の香りに包まれて

5月31日に茶摘み体験ツアーが晴天の中開催されました。
この企画は、東白川村の魅力を伝えたい企画第1弾。
高級煎茶を、摘む!揉む!愉しむ!ヒノキ美林で朴葉寿司をほうばる!
天気予報は、雨だったのが、、、すっきり晴天。日差しが暑いくらい。
でも、そこは東白川村。里山の風が茶畑にサラーーっと流れてとても
心地良いんです。
写真3枚
さっそく手積みです。この日のために刈り取らずに準備されていた
茶畑には新芽がたくさん。ふっと気付くと、大人が夢中に手摘みを
しています。自然が沢山の中での植物に触れる単純作業は、癒し、
そのもの。
私としては、エンジンがかかってきて無心状態に近づいたころにお時間
となり、昼食場所へ移動しました。
写真3枚
昼食場所は村有林である母樹林公園へ。
この美林は、かつて東濃ヒノキの種子を採られていたところで、
環境、発育、などの条件をクリアした健康ヒノキが生まれる美林なんです。
現在は、100年以上の東濃ヒノキが立ち並び、中層域には広葉樹が、
低層域には草木や苔が生い茂る、見本とされる美林となっています。
写真
食事は村の食材を手作りで提供している、野菜村さんのホウバ寿司と豚汁
写真
もちろん、豚汁はおかわり!
ホウバ寿司は、この辺りから以北にかけての郷土料理です。
ほうの木自体を、地元の養老町では見たことがなかったことを思い出しました。
ホウバ寿司の見た目は、どれも似たように見えますが、実は千差万別。家庭の味なんです。
ホウバには殺菌作用があり、田植えの時期に食べられていたようです。
お箸いらないですしね。山村ファーストフード!ローフードですけど。
つづく
次回は チンして茶レンジや山村の香りに包まれて

5月31日に茶摘み体験ツアーが晴天の中開催!

この企画は、東白川村の魅力を伝えたい企画第1弾。
高級煎茶を、摘む!揉む!愉しむ!ヒノキ美林で朴葉寿司をほおばる!
天気予報は、雨だったのが、、、すっきり晴天。日差しが暑いくらい。
でも、そこは東白川村。
里山の風が茶畑にサラーーっと流れて、とても心地良いんです。
茶畑12茶畑13
さっそく手摘みです。この日のために刈り取らずに準備されていた茶畑には新芽がたくさん。
ふっと気付くと、大人が夢中に手摘みをしています。
自然が沢山の中での植物に触れる単純作業は、 癒し そのもの。
茶畑4茶畑8
茶畑9茶畑1
私としては、エンジンがかかってきて無心状態に近づいたころにお時間となり、昼食場所へ移動しました。
昼食場所は村有林である母樹林公園へ。
この美林は、かつて東濃ヒノキの種子を採られていたところで、
環境、発育、などの条件をクリアした健康ヒノキが生まれる美林なんです。
現在は、100年以上の東濃ヒノキが立ち並び、中層域には広葉樹が、
低層域には草木や苔が生い茂り、見本とされる美林となっています。
母樹林2母樹林ホウバ
食事は村の食材を手作りで提供している、野菜村さんの「朴葉寿司」と「豚汁」
昼食ホウバ寿司豚汁
もちろん、豚汁はおかわり!
朴葉寿司は、この辺り(東白川村・白川町・付知町)から、以北にかけての郷土料理です。
朴の木自体を、地元の養老町では見たことがなかったことを思い出しました。
朴葉寿司の見た目は、どれも似たように見えますが、実は千差万別。家庭の味なんです。
朴葉には殺菌作用があり、田植えの時期に食べられていたようです。
お箸いらないですしね。山村ファーストフード!ローフードですけど。
昼食3
つづく
次回は 茶摘み体験後半戦の様子! 「チンして茶レンジ」 です。


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自然の恵みに感謝!

東白川村便り|2015月06月02日

山、川、海へ・・・恵みのリレー


東白川村は東濃ヒノキの産地です。毎年、4月の終わりから5月にかけて

工務店や木材問屋の皆さんがお客様を連れて東白川村へ植林に来ます。

木材を商いとする立場として、森林の整備は不可欠です。また、お客様に

ご自身の住宅に使われている柱がどんな所で育ったのか、どのように加工

されているのかをお見せしたり、体験を通じて知っていただいたりするのも

大事なことです。企業の方々には植林など森林作業のほか、村の「豊かな

森づくり基金」に毎年ご寄附もいただいています。


植林_今井


また、東白川村の村有林は「サントリーの天然水の森」に指定されています。

きれいな水が命であるサントリーさんは愛知県犬山市にも工場を持ち、その

上流に位置する私たちの村も水源であるということに由来しています。村の

山に降った雨が小さな谷を作り清流白川に注ぎ込み、飛騨川を経て木曽川

へと合流します。木曽川からの水の恩恵を受けているサントリーの皆さんも、

植林や枝打ちなどの作業に訪れます。


木を産業とする東白川村。木材を商いとする工務店や木材問屋。きれいな水

の恩恵を受けているサントリーさん。 みんなが皆、自然の恵みに感謝し行動

するようになれば、この地球の異常気象も減らして行けるのでは・・・

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