石窯日記04
Let's try|2010月02月04日
フォレスタイル事務局の桂川です。
今回は、石窯本体のベース部分の紹介をします。
このベース部分は、石窯の焼き面になる部分なので、いくつか注意点があります。
やはり、一番気をつけたいことは、器具を使ってピザを出し入れするので、凹凸が少ないことは大切です。
次に、窯内のベース部分の奥が1センチ程度上がっていた方が使いやすいということで。それは、ピザをターナーと呼ばれるヘラのようなものですくい上げたりしますが、水平だとピザが逃げてしまいますが、ベース面がいわゆる「受けている」状態であると使いやすいと思います。
運良く陶芸用の棚板をいただいたので、周囲を少しカットしました。
もちろんレンガを敷き詰めた状態でも問題ありません。
傾斜は、板の下の耐火モルタルの量を調整することで高低差を付けました。
写真下は、入口の板を付け足して、ベースを完成させた状態です。
入口の板は、必須ではありませんが、あった方がいろいろな調理の場面で役に立ちます。
ベース部分が出来上がったら、壁面の積み上げに取りかかります。
写真は、直径700mmの円を描いたところです。この円の内側が、燃焼部分になります。
今回は、ピザの大きさの標準を35mmとして、この円の中央で焼くことになりますが、その周囲に、燃焼中の木などを押しのけて使いますから、直径700mmは大きいわけではありません。
窯本体の基礎にあたる部分が出来上がったので、いよいよ窯の積み上げに移ります。
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