一途な木と浮気性の花の話…
花たより|2011月07月15日
夏という季節に似合う花の一つが凌霄花(のうぜんかずら)
連日の暑さの中でも、怯むことなく、毎日たくさんの花を咲かせています。
オレンジという花色が鮮やかでまぶしいです。
ツル性のこの花にまつわるちょっと興味深い話を紹介します。
凌霄花(のうぜんかずら)は、元々は地面を這っている花でした。
とても美しく、ある時、松の木が凌霄花(のうぜんかずら)に一目惚れ。
そしてプロポーズ。
凌霄花(のうぜんかずら)はその気持ちに感謝して、すぐに受け入れました。
地面にいると、踏みつけられたりして危険だからです。
以来、凌霄花(のうぜんかずら)は松に身を寄せて、美しい花を咲かせるようになったと言います。
凌霄花(のうぜんかずら)は確かに美しい花でしたが、浮気性な所があり、たまに杉や桧にもたれかかることがあったとか。
凌霄花(のうぜんかずら)一筋の松は、その度に悲しみに沈んだと言うことです。
皆さん、この話どう思います?
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