門松迎え
花たより|2010月12月24日
子どもの頃から、耳にしていた名前です。
「そよご」・・・耳に優しい響きだと思いませんか!?
葉っぱが風にそよいで、ソヨソヨと音をたてることから付いた名前であることは、なんとなく想像つきますよね。
漢字を調べて、ちょっと驚きました。
冬青(そよご)・・・冬に青い葉っぱの木はたくさんあるのに、なぜこの木だけにこの漢字がついているのでしょうか?
6月頃に白い小さな花が咲きますが、花の数は少なく目立ちません。
直径8ミリ程の小さな実も数が少なく派手さに欠けます。
東白川では、お正月を迎える準備の中で、「門松迎え」という行事があります。
12月13日に迎えるのが昔のしきたりでしたが、林道が縦横に走った現在では、山仕事のついでの時であるとか、吉日を選んで門松を迎えてくるようになりました。
若松と一緒に迎えてくるのが冬青(そよご)です。
冬青(そよご)は一年中青々として縁起の良いものとされ用いられています。
本来は榊(さかき)を用いりますが、榊(さかき)の数が少ないので代わりに冬青(そよご)を用いるようになったという説もあります。
門松を飾るのは30日頃ですが、出来上がった門松を見ると、迎春気分が高まってきますね。
花言葉は「先見の明」
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