花たより|2012月06月27日
「何、これ?」「綿菓子みたい…」「ええっ!?…花なの?」
ずいぶん前ですが、この花に最初に出会った時の私の感想です。
生け花(特に自由花)の材料として使うとなかなかお洒落になり、それ以降ファンになりました。
大きな木になるせいか、最近はあちこちで見かけるようになり、身近な花になってきたように思います。
花自体は5㎜程の小さなもので、綿菓子のようにふわふわと見える物は柄なんだとか…
煙のように見えるから「スモークツリー」と命名された事にも納得ですね。
花言葉も「煙に巻く」
なんとも不思議な雰囲気の花です。
そうそう、ウルシ科の植物なので、かぶれる方も稀にあるようですので、ご注意を!
花たより|2012月06月20日
触ると粘つき、名前からの印象が良くない花でした。
今まで、「ハエトリソウ」と呼んでいたこの花の正式名が虫取撫子(むしとりなでしこ)などという、ちょっと可愛らしい名前だったなんて。
少し見直した!というか、印象が変わってきました。
葉っぱの下の節近くで粘着性の分泌物を出すため虫がよく付くことからの命名だとか。
ヨーロッパ原産で江戸時代に伝わり、現在では至るところで見かけるようになりました。
鮮やかな花色のため、群れをなして咲く姿には目を惹かれます。
一つ一つの花もよく見れば、端正な花形で、敬遠していたことが申し訳なく思えてきました。
花言葉は「未練」「しつこさ」「罠」
花たより|2012月06月13日
我が家の庭で毎年色鮮やかに咲く庭藤(にわふじ)。
赤紫の花と緑の葉っぱのコントラストが目を惹きます。
花と葉っぱの形が藤(ふじ)の花に似ていることからの命名です。
藤(ふじ)の花のようにツル性ではなく、木ですが、高く育とうとはしないで、横へ広がろうとするようです。
もう何年と咲いているので、比較的丈夫で扱い易い植物ではないかと私は思います。
花言葉は「しなやかな体」
風に揺れる姿はしなやかでした。
花たより|2012月06月06日
黄色い花(雑草)が集団で咲く光景があちこちで見られるようになりました。
よくよく、観察すると背丈、花の形、葉っぱに微妙な違いがあり、少なくとも3種類ぐらいの花があるようです。
今回私が写真に納めた花は背丈が2mぐらいになるという顔剃菜(こうぞりな)
茎などの剛毛から、男性の髭(ひげ)を剃るという意味で顔剃菜(かおぞりな)から転訛したとか。
名前の由来にあるように、触るとチクッと痛さを感じる小さな毛が茎全体にあります。
しかし、この剛毛がこの花の決め手になるということです。
一般的には厄介な雑草ですが、集団で咲いていると鮮やかな黄色の花は目を惹き、なかなかきれいな眺めだと私は思いますが…
花言葉「私に触らないで」
本当に触らない方がいいですよ。