花たより|2012月05月30日
庭で草取りをしていたら、姿が見えてきた花…立浪草(たつなみそう)です。
花の咲き方と模様が「泡立つ波」を連想させることが名付けの由来だとか。
ネーミングに納得し、知り合いから分けていただいたのに、すっかりこの花のことを忘れていました。
小さな花ですが、時期になれば咲いてくれるんですね。
たくましさを感じた瞬間でした。
一緒にいただいた白花も清楚な感じがして気に入っています。
ただ、この花言葉が私にはちょっと重いかも…
「私の命を捧げます」
どうですか?
花たより|2012月05月23日
新緑の中に、雪をかぶったかのように真っ白に見える木。
ふんわりと優しい雰囲気がとってもいいです。
一般的には、「なんじゃもんじゃ」と呼ばれ親しまれているこの木の正式名は「一葉たご(ひとつばたご)」
花弁は細長く4つに裂けています。
プロペラみたいでユニークな花の形ですね。
お隣の中津川市にはあちこちに自生地がありますが、特定の地域にしか自生しない珍しい木だとか。
花言葉は「清廉」
花たより|2012月05月16日
あちこちの道の脇に咲く白い花が目に付きます。
枝が細いせいか、しなやかで垂れ下がっています
この時期、似た花が多く、頭の中で色んな花の名前が出てきます。
空木(うつぎ)の新種?大亀の木(おおかめのき)の小さいバージョン?ちょっと早い山紫陽花(やまあじさい)?
何だろう?と思い、近寄って、写真をパチリ!
小葉莢迷(こばのがまずみ)というガマズミの仲間でした。
花の咲く時期、葉っぱの大きさなどで莢迷(がまずみ)とは、はっきり区別できます。
莢迷(がまずみ)の実ほど目立ちませんが、赤い実を秋には付けるそうです。
花言葉は「私を無視しないで」「結合」
花たより|2012月05月09日
蓮華(れんげ)…岐阜県の「県の花」です。
幼少の頃、一面の蓮華(れんげ)畑を走り回ったり、摘みとった蓮華(れんげ)で髪飾りや首飾りを作ったことが懐かしく思い出されます。
休耕田の雑草防止策であったり、稲にとって良い肥料となるということで栽培されていた事を知ったのはずいぶん後になってからでした。
「私の幸福」「心和らぐ」…優しい花言葉ですね。
近年はこんな田舎でも一面の蓮華(れんげ)畑という風景を見かけなくなり、さみしくなってきました。
花たより|2012月05月01日
前回紹介した二輪草(にりんそう)の中に咲いていたこの花。
二輪草(にりんそう)に競うように群生して咲いていました。
どこか淋しげにも映りますが、姿、形がとてもスマートで気品があると思いませんか?
名前がわからず、色々と調べました。
ケシの仲間の延胡索(えんごさく)の一種ではないかというところまで行き着きました。
類似した花があり確定し難いです。
山の湿地に咲いていた事と花のすぐ下の葉っぱに切れ込みがあることから、山延胡索(やまえんごさく)ではないかなあ?!と私は思いますが…
ご存じの方、教えてくださいませんか?
山延胡索(やまえんごさく)の花言葉は「思慮深い」「人間嫌い」
色と姿から「水色の妖精」などとも呼ばれているとか…ステキですねぇ!