「秘めやかな思い」
花たより|2011月10月28日
姿、形に派手さはありませんが、車の中から、目についた紫色の花。
花の正体は、シソ科の秋丁字(あきちょうじ)
秋に丁字形の花をつけることによる命名だとか。
花言葉は「秘めやかな思い」…奥ゆかしいですね。
清楚なかわいい花にぴったりだと感じました。
花たより|2011月10月28日
姿、形に派手さはありませんが、車の中から、目についた紫色の花。
花の正体は、シソ科の秋丁字(あきちょうじ)
秋に丁字形の花をつけることによる命名だとか。
花言葉は「秘めやかな思い」…奥ゆかしいですね。
清楚なかわいい花にぴったりだと感じました。
花たより|2011月10月25日
前回紹介した松虫草(まつむしそう)の近くにあった莢蒾(がまずみ)です。
紅葉が始まった里山で色鮮やかな赤い実が一段と目を惹きました。
天然のクエン酸やリンゴ酸を豊富に含み、昔から体に良いと言われ珍重された野生果実です。
昔むかし、青森県の三戸地方では、獲物を求めて一日中歩き回るマタギたちが、山中で莢蒾(がまずみ)の木の実を見つけると、山の神からの授かり物として大切にし、すりつぶして口にしたのだとか。莢蒾(がまずみ)という名は「神ツ実」という「神の実」に由来するとも伝えられています。
他にも実に酸味があることから「噛み酢実」という説などがあるようです。
花言葉は「私を無視したら死にます」
穏やかではないですね。
誰が考えたのでしょうか?…
花たより|2011月10月21日
松虫草(まつむしそう)…耳を澄ますと虫の音が聞こえてきそうな名前です。
松虫の鳴く頃に咲き始めるのが名前の由来だと知り、「なるほど!」と一人納得しました。
秋風にゆれる松虫草(まつむしそう)
群生して咲く光景は、見応えがありました。
淡い青紫色が、とても美しく、眺めているだけで癒されそうじゃないですか!?
一つ一つの花もよく見ると、可愛らしくさわやかな印象を受けました。
「恵まれぬ恋」「未亡人」「私は全てを失った」
マイナスのイメージを受ける花言葉が並びましたが、これは青紫色という花色からでしょうか…?
花たより|2011月10月18日
野山の景色が、季節の移り変わりを感じるようになりました。
花より実の方がもてはやされる植物の代表の一つ…梅擬(うめもどき)。
葉っぱが梅(うめ)に似ているから付いた名前だとか。
陽ざしを受けて、赤い実が一層、艶やかに見えました。
小さなまん丸いこの植物が、小鳥たちにも、魅力的に映るのでしょうね。
これからの花の少なくなる季節に、明るい印象を与えるので庭木にされる方が多いということです。
皆さんもいかがですか?
花言葉は「深い愛情」「明朗」
花たより|2011月10月07日
ままごとの赤飯に使われた犬蓼(いぬたで)
ある程度の年齢の方には“あかまんま”という呼び名の方が親しみがあるかもしれません。
どこにでも咲いている雑草で、特別目を惹く植物ではないのですが、群生して咲く姿は見応えがあると思いますが、皆さんの感想はいかがですか?
犬蓼(いぬたで)は姿かたちが非常に美しいので、よく画材の対象となるそうです。
つまり、繊細な美を好む芸術家に愛される植物なのです。
花言葉は「あなたのお役にたちたい」
健気な花言葉です。
忘れがちですが、こんな謙虚な気持ちを持ち続けたいと改めて思いました。