花たより|2010月07月30日
昨日の雨で、人も植物も一息つけたのではないでしょうか!?
形と色がなんとなくお日様のイメージのような雰囲気が漂う、真夏の庭の代表花を取りあげてみました。
葉が平安時代の貴族たちが持った檜扇に似ていることから名付けられた花。
檜扇(ひおうぎ)・・・なんとも風流な名前です。
別名は烏扇(からすおうぎ)
花の終わった後の艶のある黒色の種子を烏の羽の色に見立てこの別名が付いたとか。
オレンジの花と葉の緑のコントラストが綺麗で、夏らしさを演出しています。
6枚の花びらの内側の濃赤色の斑点が特徴ですが、それがちょっと苦手なのは私だけかな?!
花は夜になると萎んでしまいます。(夏の花には一日花が多いようです。)
花言葉は「誠実」
お天気予報によれば、まだまだ暑さは続くようですね。
その他|2010月07月28日
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
東白川村も暑いです。
が、村外からお越しになる方いわく「涼しいですよ~」とのこと。
一応昼間は35度は越えているんですけど(-_-;)
ま、確かにエアコンのお世話になるのは午後2時過ぎからですし、
夜は20度近くまで気温が下がりますから、心地よい環境であるのかもしれません。
村を流れる川では、アユの友釣りをする太公望や水浴びをする若者たちの声が響いております。
今日も川で楽しげに遊んでいる中学生をみたので、
「涼しい?」と声をかけると「寒すぎる!」といっておりました。
皆さんも水着持参で涼みにいらっしゃいませんか?
良い水浴びスポット紹介しますよ。
今日も心地よい風が吹いていますので、天然クーラーで仕事です。
花たより|2010月07月27日
夏の茶花として欠かせない木槿(むくげ)を紹介します。
中国原産ですが、韓国の国花だとか。日本へは平安時代に渡来。
中国では、「木槿(ムーチン)」
韓国では、「無窮花(ムグンフア)」
日本では、漢字で「木槿」ですが、読みは韓国の漢字の日本読みで「むくげ」
これが、名付けの由来です。
明け方咲き、夕方には萎んでしまう一日花と言われていますが、実際は2、3日咲いているという話も聞きます。
次々に咲く木槿(むくげ)は夏のギラギラした日差しがよく似合います。
夏空の下、涼しそうに咲く優しい雰囲気が漂う花ですね。
よく似ている芙蓉(ふよう)の花とは、葉っぱを見ると見分けがつきます。
花言葉は「繊細美」「信念」
一日花というのは、実は繊細なんでしょうね。
花たより|2010月07月23日
今日は「大暑」、一年で一番暑い日だとか・・・
連日のうだるような暑さに閉口しています。
暑さ知らずなのか我が家の庭で元気に咲いていた下野(しもつけ)です。
随分前に挿し芽をした株は大きくなりましたが、昨年までは咲く花がチラホラ程度。
しかし、今年は5月末頃から少しづつ咲き始め、今月に入り、たくさんの花を咲かせ今が見ごろです。
下野の国(現在の栃木県)で発見されたことから付いた名前です
長い雄しべが特徴で、ふんわりとした優しい雰囲気の伝わってくる花です。
おとなしい佇まいで和風の趣を持っていますが、どこか華やかさも感じます。
今の季節、お気に入りの籠にこの花を活け、眺めるのが大好きです。
主役にしても脇役にしても映える私の好きな花のひとつです。
花言葉は「努力」「自由」「きまま」
花たより|2010月07月20日
是非、紹介して欲しいとリクエストがあった花です。
姿・形から、名前の由来は言うまでもないと思います。
捩花(ねじばな)です。
くるくるとねじって咲く姿が、ユニークでかわいらしく思わず笑みがこぼれますね。
ピンク色のちょっと目を惹く雑草だと思っていましたが、なんとラン科に属するというからビックリ!!
花言葉は「思慕」
以前ねじ花の大好きな知り合いが、野に咲くこの花を植木鉢に植え替え持ち帰りました。
翌年には咲かなかったと残念がっていたことを思い出します。
ファンの多い花であることは間違いないようです。
花たより|2010月07月16日
花の名前の由来は、様々で面白いといつも感じます。
今回紹介する花の由来は、暦と少し関係しています。
半夏生(はんげしょう)という花です。
夏至から数えて11日目に当たる日を、雑節の一つで半夏生と呼びますが、その頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部が白く変わる様子から「半化粧」とする説もあります。
花は小さく、地味で綺麗だとは言えません。
どちらかというと、花より葉が白く変わるのが面白く、その白さに目を魅かれます。
花が終わると次第に緑の葉になるのも興味深いです。
花言葉は「秘めた情熱」
私の中ではこの半夏生(はんげしょう)は、真夏の強い日差しの中で咲いているイメージがあります。
白い葉に涼しさを感じながら眺めるのが好きです。
花たより|2010月07月09日
合歓木(ねむのき)の花が綺麗に咲いているのを見つけました.
子どもの頃、葉っぱを取って遊んだ覚えがあります。
誰に教えられたのか、葉が閉じてしまうのが面白く、葉を振り回したものです。
葉が夜になるとゆっくり閉じる…それが、まるで眠るようなので、「眠りの木」そしてだんだん「ねむの木」に変化していったのが、名前の由来だとか。
よく見ると淡紅色の雄しべが長くきれいで、ふわっと包み込むようなやさしさを花から感じ取れますね
風にゆれる姿に心安らぎ、なんとも不思議な花です。
花言葉は「歓喜」「胸のときめき」
フォレスタイルは、胸のときめくような家づくりのお手伝いをさせていただいています。
花たより|2010月07月09日
お風呂上りに涼みがてら、外に出ると、暗闇の中で蛍の光を発見しました。
自然豊かな東白川に住んでいる者の特権(?)でしょうか?!
毎年6月の中旬頃から、蛍を見かけます。
同じ頃に、この蛍袋(ほたるぶくろ)が野山に咲くようです。
花の袋状の部分に子どもたちが蛍を入れて遊んだことから付いた名前だとか、ぶら下がって咲く花を提灯に見立て、提灯の古語の火垂(ほたる)を用いて付いた名前だという説もあるそうです。
蛍がいたから、付いた花の名前だということでしょうね。
少しうつむいて咲く姿が、なぜか私には、妙にさみしげに見えました。
花言葉は「正義」
今夜もお風呂あがりに外へ出てみようかな!?
その他|2010月07月07日
今日は七夕。
願いごとを短冊に書かれた方も多いことでしょう。
私も、あれやこれやと欲張って書いてみましたが、少し、荷が重いようで笹がしなっていました。
もともとは、芸事や書道が上達するようにと願って書いたものだそうです。
我が家の短冊を見てみると、なんとも都合のいい願いごとの多いこと。
中には、「家内安全」「商売繁盛」「メロン」などと、少し首をかしげるようなものもありましたが、書かれた短冊を見るのも楽しいものです。私もあまり人には見られたくないものは、風でとんでいかないようにしっかりと結んでおきました。結構恥ずかしいですよね。お隣の玄関あたりに落ちてたりすると。
東白川村では、お天気さえよければ肉眼で天の川が見られます。ホタルの光と星のまたたきだけの暗闇は何とも言えぬ無垢な気持ちになります。是非体験しにいらしてください。
「たくさんの皆さまの笑顔に出会えますように フォレスタイル事務局」
花たより|2010月07月06日
甘い香りに誘われて思わず、シャッターをきってしまった写真がこれです。
(目的の花は、これではなく、傍らに咲いていましたが…)
梔子(くちなし)です。
子どもの頃、ヒットした「くちなしの花」という歌でこの花の存在を知りました。
何年か前に、一度、梔子(くちなし)の花を一枝頂き、花が終わってから挿し木をしましたが、根付かず、それっきりになっていました。
それが、こんなかたちで忘れかけていた花に会うことができ、ラッキーな私です。
夏の梔子(くちなし)は、春の沈丁花(じんちょうげ)秋の金木犀(きんもくせい)に並ぶ香り高い花だということです。
香りだけでなく、花の白さが清楚感を漂わせ、惚れ直してしまったみたいです。
再度挿し木に挑戦してみようかと秘かに思っています。
梔子(くちなし)は、実が熟しても口を開かないことから付いた名前だとか…
花言葉は「清潔」