その他, 東白川村便り|2010月05月28日
今日もランチの公開です。
今、話題の「穀楽(ごくらく)細うどん」をいただきました。
これは、今月16日に岐阜県の可茂地区B級グルメ「かも1」というイベントが開催され、そこでグランプリを獲得したものです。
なんでもイベントの後、このうどん販売元には通常の300倍のアクセスがあるとか。
昨日そんな話を聞いて興味を持っていました。
それが、フォレスタイル事務局のお隣で食べられるとの情報をキャッチ。
早速注文し、いただいてみました。
さて、感想はというと。
お茶の生葉がのっていて見た目もさわやか。めんつゆのいれものは竹筒。いい雰囲気です。
お味は…。お茶が米粉に練り込んでありもちもちした食感で後味ひく美味しさ。
お隣のレストラン味彩では、めんつゆでいただくものですが、サラダ風にしてもよいようです。
話題の商品をいち早く食せたことに大満足!
が、お腹がグーグー鳴っていた私の空腹への満足感はいまひとつといったところでした。
日替わりランチメニューになって、朴葉寿司やスイーツなんかが付くといいよね~とあれこれ批評をしながらの、ランチとなりました。
今日御紹介したのは「ごくらくうどん」でしたが、冬場には「じごくうどん」なるものがお目見えするとか。今から楽しみです。
みなさんも来村された際には是非お試しください。
花たより|2010月05月28日
公園や庭木に植えられ、お馴染みの花です。
鈴のような花の形の可愛らしさと、色のやさしい雰囲気が、気に入っています。
灯台躑躅(どうだんつつじ)と同属植物ですが、総状花序(注1)であることと、ピンクのラインがあることで区別されているのが更紗灯台(さらさどうだん)です。
花冠の縦縞を更紗模様に見立て、付けられた名前です。
別名は、風鈴躑躅(ふうりんつつじ)と言われていますが、写真を見れば「なるほど!」と納得できますね。
花言葉は「喜びあふれ」「明るい未来」
五月晴れの空の下で、眺めていると、思わず顔も緩み、優しい気持ちになれました。
そうそう、更紗灯台(さらさどうだん)は秋の紅葉も見事ですよ。
注1・・主軸が長く伸び、柄のある花が間隔をあけてたくさん着いているもの。
その他, 東白川村便り|2010月05月27日
恥ずかしながら、今日の私のランチを公開します。
私はお弁当派なのですが、今日のメニューはこれ。
御存じの方もあると思いますが「朴葉寿司(ほうばずし)」です。
葉が開く今頃から夏場にかけて、東白川村ではよく食卓に上ります。
朴の木は、事務所の周りにもたくさんあります。
山に朴の葉が揺れ始めると、このあたりではマスやサバの酢づけが店頭に並びます。
中にいれるものには、家庭の味がありさまざまです。
先日いただいたものには「蜂の子」が入っていました!
味はもちろんのこと、主婦にはありがたい季節メニューです。
何と言っても食器洗いが不要なこと。
葉の殺菌作用で保存も可能ですし、食べ終わったら葉は自然にお返しできる。
作っておけばいつでも好きな時に食べられる。
多忙な農繁期に備えての先人の知恵だったのだと思います。
田んぼの畦で食べるのが昔の常だったでしょうが、パソコンの前で食べるのも悪くないですよ。
「いただきまあ~す」!」
花たより|2010月05月25日
今の時期、新緑の山をバックに、薄紫色の花が浮きだって咲いているのをよく目にしますが、皆さんは気付かれたことありませんか?
高い所で咲いているので、分かりづらいかもしれませんが、桐の花(きりのはな)です。
桐の花(きりのはな)は、小さい種子が風で飛び、発芽率が高いうえ、成長が早いので、東白川では、至る所で野生化したものが見られます。
桐の木は大きく、花を近くで見ることが難しく、私も今回写真に収めるのに苦労しました。
枝先に集団で上向きに咲いていますが、一つ一つの花は、やや下向きで咲き、大きさは、5~6センチ程、花弁は5枚です。遠くで見るより、花色は薄く、花色から気品を感じました。
中国原産の桐は古くから、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという事で、良質な木材として、重宝されてきました。
また、日本国内で生産される木材としては、最も軽いということも特徴です。
桐(きり)の花言葉は「高尚」。
高級家具の代名詞になっているだけあって、ぴったりの花言葉ですね。
匠たちの横顔|2010月05月20日
この度、「匠たち」の中でめでたく御結婚された方がいらっしゃいますので御報告させていただきます。
工務店・今井製材の今井治樹さんです。
モデルさんのようにスラリとしたきれいなお嫁さんを横に、幸せいっぱいの治樹さん。
おめでとうございます。
新婚旅行は、幸か不幸かアイスランド噴火の影響で足止めされてしまい予定より長めにヨーロッパに滞在されました。
バックパッカーの経験もある治樹さんは、あれこれと宿やチケットの手配に機敏に動き回られたそうで、さぞや頼もしかったことでしょう。
いつも穏やかに話され取り乱すことはなさそうな印象を受けますが、
さすがに、仕事については気がかりだったようで携帯電話で段取りされていたそうです。
なかなかサプライズなスタートをきったお二人ですが、どうぞ末永くお幸せに。
治樹さんは、宅建の資格もお持ちなので土地についての相談にものっていただけます。
今井製材さんのページはこちらから。
東白川村便り|2010月05月19日
東白川村では、この4月から「出産祝い金制度」がはじまりました。
第1子には3万円、第2子には5万円、そして第3子には10万円のお祝いがあるそうです。
昨日、村のCATVで第1号の贈呈の模様を放送していたのを、家族で見ていました。
すると、突然我が家の第3子の息子が
「ってことはなに? 僕は10万円でお姉ちゃんは3万円? そ~かぁ!」
と妙に喜んで確認していました。
あえて金額の格差の説明はやめておきました。
残念ながら我が家は出産金はもらえませんが、思わぬところで喜んだ人がいたので我が家にもありがたい制度でした。
これから出産を迎えるお若い方たちへ。
子育ては大変なようですが、第2子、第3子とだんだん面白くなりだんだんと楽に育てられるようになりますよ。
出産祝い金、どんどんもらってください。
花たより|2010月05月19日
前回紹介した花は、私が名前から知った花でしたが、今回の射干(しゃが)は、葉から知った花です。
冬でも葉が枯れないため、お花を習い始めた頃から、度々葉だけを使い、私には馴染みのある花材でした。光沢のある葉が印象的で、当時は、花のことまで気にかけていなかったような気がします。
射干(しゃが)とは、檜扇(ひおうぎ)の漢名を日本読みしたものらしく、葉が檜扇(ひおうぎ)に似ていることから、間違って名付けられたといわれています。中国原産で、かなり古くに日本に入ってきたものと考えられています。
湿った場所や薄暗い木陰などで群落を形成して咲き、どちらかというと地味で自己主張しない感じの花ではないでしょうか!?花はアヤメ科の中でも小振りです。一日花ですが、次から次へと咲く姿を見るとこの花の生命力を感じます。
花言葉は「決心、抵抗」そして「友人が多い」
フォレスタイルも射干(しゃが)のように友人がどんどん増えることを願っています。
花たより|2010月05月14日
私は時々、名前の響きから、花に興味を持ち、その花を知ることがあります。
今回紹介させていただく花もそのひとつです。
花筏(はないかだ)…ご存知ですか?
古風だけど、センスのいい素敵な名前だと思いませんか!?
名前に魅かれ、期待に胸を膨らませましたが、初めてお目にかかった時、「なにこれ!?」という感じでした。
それもそのはず…写真を見ていただければ、おわかりだと思いますが、普通の花とは、全く違った咲き方をしています。
花筏(はないかだ)は、雌雄異株の植物です。
写真は雄株です。
雄株の場合は、一葉に複数の花をつけますが、雌株は一葉に1個。稀に2~3個つけます。
葉の真ん中に小さな蕾みたいなものがありますが、それが花です。
若葉は山菜として、おひたしや佃煮として食べることができるそうですが、私はまだ試してはいないので、お味の事がコメントできないのが残念です。
花筏(はないかだ)という名前から綺麗な連なったものを連想していました。
実際には華やかさに欠けるところはありますが、葉に花を付けるという非常に稀な貴重な花だそうですよ。
花言葉は「嫁の涙」
花筏(はないかだ)には、こんな逸話があるそうです。
昔、若いお嫁さんが、お殿様から「葉に実のなる木を見つけて来い!」と命じられ、夜遅くまで山中を必死で探しましたが見つかりませんでした。
そして、悲しさのあまり、ついついこぼした涙のしずくが、葉の上に落ち、月の光に照らされて真珠のように輝きました。
けなげな姿は見習いたいですね。
花たより|2010月05月11日
何年か前に、ある茶室でこの花に会い、花の可愛らしさと珍しさに魅かれ、一枝分けていただきました。
場所が良かったようで挿し木で順調に成長し、今では高さが2mぐらいまでになり、今年もきれいな花が咲きました。
葉脈がへこみ折りたたんだようにくっきり見え、白花の清楚さが印象的です。
この花は、白花の山吹(やまぶき)のように見えますが、山吹(やまぶき)ではありません。
白山吹(しろやまぶき)といって、大変珍しい一属一種の植物です。
葉の大きさ、形が山吹(やまぶき)に似ていますが、白山吹(しろやまぶき)は花弁が4枚に対して、山吹(やまぶき)は5枚です。
花は数日で落ちてしまいますが、艶のある黒い実が4つ熟し、それが、来春まで残ります。
前年の実の脇に、今年の花が一緒に並んで咲いているなんて、なかなか他の植物にはない構図だと思いますが・・・。
花言葉は、「気品、薄情」。
白山吹(しろやまぶき)の花の見ごろは、あっという間で、薄情なようですが、黒いつやつやした実を見ると、そうでもないかな!?と思うのは、私だけでしょうか?!
花たより|2010月05月07日
1912年に、日本からアメリカへ友好の証として、桜を贈り、そのお返しとして、1915年に日本へ渡ってきたのが花水木(はなみずき)の始まりと言われています。
この話から、花言葉が「返礼」ということが理解できますね。
水木の仲間で、花が目立つことから付いた名前だということです。
花が、上向きに咲くのが特徴です。
外来種であるにもかかわらず、日本の風土に似合う和の上品さを感じさせ、見れば見るほど魅力ある花だと思います。
庭木の中でも、花よし、葉よし、実よしと三拍子そろった花木として人気が高く、近年ではあちらこちらで、色とりどりの花を見かけます。和風洋風どちらの家にも合うのでお奨めの庭木です。
日当たりと水はけの良い場所を好むようで、若木のうちは、幹がまっすぐ伸びて育ち、成木になると横に広がり大きくなる木ですが、好みの高さになったら主幹を切って芯を止めるという比較的簡単に管理ができるようです。
お好みの色で、シンボルツリーを1本いかがですか?!