その他, 東白川村便り|2010月04月30日
いよいよGW突入ですね。予定はお決まりですか?
GWが終わると5月9日は母の日です。
母の日といえば、カーネーション。
実は、東白川村でもカーネーションの生産がされています。
ビニールハウスの中できれいに咲いていました。
先日「母の日に秘められた思い」という新聞記事を読み、 この花への思いが変わりました。
母の日が設定されたのには、諸説があるようですが、その記事は米ウエストバージニア州の話。
戦争中、いつか母親たちがたたえられる日が来るだろうと力を尽くした人を偲んだ逸話でした。
母の日にカーネーションを贈るようになったのは、その由来となった人が好きな花であったこと。
また、枯れても花弁を落とさないことから「この世を去っても消えぬ母親の愛情ににている」と、亡き母を偲び、白いカーネーションを贈ったこと。
母の日にカーネーション。ちょっと素敵なチョイスに思えました。
一年に一度、照れくさくても言えるといいですよね。
「お母さんありがとう」
是非、予定してみてください。
花たより|2010月04月30日
水芭蕉(みずばしょう)に、こんな身近で出会えた事に驚き、とても嬉しく思いました。
水芭蕉(みずばしょう)といえば、まず思い浮ぶのが、群馬県の尾瀬ですが、岐阜県でも郡上白鳥に群生地があり有名ですよね。私が出会った場所は、東白川村の中でも、山奥の静かな湿地でした。
案内して下さった方によると、これでも昨年より花は増えているとのことでした。まだまだ未完成な感じですが、これが、自然の水芭蕉(みずばしょう)の姿と、思って頂ければ嬉しく思います。
水芭蕉の根茎は毒性が強く、ツキノワグマは、冬眠後に体内の老廃物などを排出するための下剤として食べるといわれています。と、いうことは、水芭蕉のあるところに、熊が出没するということでしょうか・・・
花が終わると1mぐらいに大きく伸びる葉が芭蕉(バナナの仲間で背の高い木)に似ていて、かつ、水辺に生えるので付いた名前だということです。
仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれる白いものは花でなく葉っぱで、本当の花は中心部の棒のような所に密集している薄緑色の小さなものです。
花言葉は「美しい思い出」「変わらぬ美しさ」「浄化」です。
水芭蕉にぴったりの花言葉だと思いませんか?!
特に、ツキノワグマの話で「浄化」は納得してしまいました。
毎年静かに見守っていきたい愛おしい花だと思いました。
花たより|2010月04月27日
昨年、その花を見かけた場所は、いつもの行動範囲より少し山奥ですが、登って行きました。
ちょっと薄暗い場所ですが、少し高い所で真っ白に咲くその花は、遠目からでも、すぐ見つけることができました。
得した気分で嬉しく、早足で近づきました。
大亀の木(おおかめのき)です。
初めて見た時は、白い額紫陽花(がくあじさい)かと思いました。
が、よくよく見ると、葉っぱが違いました。
葉脈が深く皺がよく目立ちます。
この葉が、亀の甲羅に似ていることから付いた名前だそうです。
そして、もうひとつの名前が虫狩(むしかり)…葉によく虫がつくので「虫食われ」が訛ったという説もあるそうです。
なかなか人目に付くことのないような山の中で咲いているので、お目にかかるチャンスがないかもしれませんが、是非、見て欲しいお勧めの花です。
花言葉が憎いですね…「黙っていても通じる私の心」ですって!!
花たより|2010月04月23日
車の行き来の少ない道を、先日も、低速でキョロキョロしながら走っていると、日当たりの良い山の斜面に花らしきものを発見しました。
よく見ないとわからないはずです。
花はみんな下向きに咲いていました。
しかし、真っ白なかわいらしい花が存在をアピールしているようでした。
花より、実のほうが皆さんには馴染みがあるかもしれません。
紅葉苺(もみじいちご)・・・これが今回紹介する花の正式名です。
呼んで字の如く・・葉がモミジのような形をしていることから付いた名前だということです。
実のことについて触れると、「あわいちご」とも言われ、木苺(きいちご)の仲間で、5~6月頃に黄色の実をつけ、木苺(きいちご)の中では一番美味しく食べられる物だということです。東白川で育った方なら、誰もが子どもの頃に、口にしているのではないでしょうか?!
苺は食べても、花までは知らない方が多いのでは・・・「花より団子」の私も最近知りました。
綺麗な花とは対照的に、枝には鋭いトゲがたくさんあって、素手で枝を折ることはできないほどでした。
つる状に長く伸び、あっという間に藪のようになると、近くを通る人が教えてくださいました。
木苺(きいちご)の花言葉は「愛情、謙遜、嫉妬、後悔・・・・」
真っ白なかわいらしい花、味しい実、鋭いトゲ…皆さんはどんな風に感じますか?!
その他|2010月04月21日
アイスランドの噴火、皆さまに影響はなかったでしょうか?
先日、Yahoo!の映像トピックスに
ラジオ体操の事が掲載されたのをご存知でしょうか?
パリの空港で足止めされた日本人がラジオ体操をし、それがBBCに取り上げられたというもの。
老いも若きも環になって、元気にラジオ体操。
音楽はないので「1!2!3!4!」と声かけあって。
しかも、体操メニューに戸惑う人はおらず、堂々たるもので。
改めて、ラジオ体操の偉大さを知りました。
更に、ラジオ体操の正式名称は、なんと「国民保険体操」ということも。
これを知らない(体操できない)人は日本人じゃない?みたいな威力がありますね。
実は、フォレスタイルの「匠」の中にも、足止めされ現地滞在している人がいます。
今週金曜日に帰国らしいので、珍道中のお話をお聞きし、「匠たちの横顔」で紹介できればと思っています。
皆さんも早起きして、あるいは仕事の合間に、「国民保険体操」でリフレッシュしませんか。
Yahoo!映像はこちら
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/news_business/p2aa7a6825155310ea949adc225075358
花たより|2010月04月20日
今回は、東白川の「村の花」になっている、三葉躑躅(みつばつつじ)を紹介します。
開花後、枝先に3枚の葉が付くことから、この名が付きました。
本州でも関東から南に自生し、やせた所を好むようで、岩場でも咲いているのをよく見かけます。
花の色が鮮やかなので、どんな所でも、ひと際目をひきます。
小さな花を、細い枝先までいっぱい付けて咲いています。
花を間近で見ると、雄しべが、クルッとカールしていて、なかなかユニークです。
華やかさがないせいか、子どもの頃には、見向きもしなかった花のような気がします。
しかし、この三葉躑躅(みつばつつじ)は、わざわざ見に行く人や花見バスツアーまである事を知り、これからは、大切にしたいと思う身近な花になりました。
花言葉は「節制」
お花見、歓迎会の多い時期です。
参加される皆さん、度を越さないように、ほどほどにしましょうね。
お知らせ, 東白川村便り|2010月04月19日
今年の春はなんだか、優柔不断のようですね
しかし、確実に春はやってきていました。
実家の食卓に春をみつけたので、早速ありそうなところへ行ってみました。
ありました。ありました。
これは「こごみ」という山菜。
くせのない、どんな調理法にもあう万能山菜です。
当事務所の近くのショップ!も、ちょっとのぞいてみました。
中には、山うどが売られていました。
山うどの芽の天ぷらは個人的には「タラの芽」より好きですなんですが、味覚が庶民的なのでしょうか(泣)。
どちらにしても、これからは山菜を美味しくいただけるので大人にはうれしい季節です。
PS. 春が訪れた東白川村にお誘いするフォレスタイルツアーを、会員様あてに企画しました。
ご案内がいきましたら、是非検討してみてくださいね。皆さんにお会いできること楽しみにしております。
WEBでの体験はこちらをどうぞ。
花たより|2010月04月16日
花が蓮(ハス)に似ていることから、木蓮(もくれん)という名前が付いたとか・・・
木蓮(もくれん)は地球上で最古の花木と言われ、1億年以上も前から、今の花と同じ姿であったという話には、ちょっと驚きです。
太い幹の上で力強く咲く感じが、この花の歴史を静かに語っているようです。
木蓮(もくれん)というと、紫木蓮(しもくれん)のことを言いますが、今回の写真は白木蓮(はくもくれん)です。
例年、木蓮(もくれん)は、桜の前に咲きますが、今年の陽気で東白川では一緒に咲きました。
花言葉は「自然への愛」。
木蓮(もくれん)とは無関係ですが、フォレスタイルの中でも紹介させて頂いていますが、森の木で家を建てるということは、ひとつの自然への愛ではないでしょうか?!
花たより|2010月04月13日
ある華道の情報誌の名前が「しでこぶし」で、この花を知りました。
辛夷(こぶし)の仲間で、四手辛夷(しでこぶし)という花です。
四手辛夷(しでこぶし)は、東海地方の一部にのみ自生する花木で、岐阜県では、東濃地方だけに自生する日本の固有種を今回紹介します。
しめ縄などに付ける四手(しで)のように、細長い花びらの辛夷(こぶし)ということで、この名前が付いたそうです。
細長い花びらが15枚ほどあり、先が垂れ気味に折れ曲がって咲く。
私は、このバラついた咲き方と、なぜか耳に残る名前の響きが気に入っています。
力強さはないですが、たくさん花をつけた四手辛夷(しでこぶし)は見応えがあります。
近頃では庭木にされる方も多いようで、あちらこちらで見かけます。
花言葉は「歓迎」「友情」
フォレスタイルにウェルカム・・・お待ちしています。
その他, 東白川村便り|2010月04月12日
先週のことですが、中学の入学式があり出席しました。
中学とはいっても、この辺は小学校からそのままのメンバーで、
お受験で抜ける子も外から入ってくる子もいない、その上クラス替えもないという、中身だけは何も変わらないという環境。
ちなみに27人の仲良しクラスです。
そうした環境には賛否両論がありましょうが、何がいいって、式典でのわが子がよく見えることです。
偶然にも私は息子の隣の席。(新入生が中央、保護者席は両脇だったので何げなく座ったのですが。)
向こうも予期せぬ事態に、笑っていました。
近すぎて、写真が撮りづらかったです(笑)
しかし、同じ入学式でも最近の大学は一日に3回も4回も入学式があるそうですね。
一人の子供に対して両親、祖父母という具合に来場するため式場に入れないからだそうです。
今日行われた武道館での東大入学式では入場制限が行われたらしいです。
建築家、安藤忠雄さんが祝辞でその点について触れられたそうですが。ちょっと、考えさせられますね。
とりあえず、我が家は東大の入学式の心配はないのですが。
良く見える小中学校のうちに、皆でみておくのがよいかもしれないな~と思いました。
新入生らしい真っ白な通学靴。
先輩も顔見知りばかりの環境ですが、それなりに緊張が伺えました。
Enjoy してね。
校庭の老木の桜も満開できれいでした。