黄色いものの、正体は…

花たより|2010月03月26日

毎年この時期に、白川町、七宗町間のR41を車で走ると、

色のない道沿いに、黄色いものを、目にします。


鮮やかな黄色、緑っぽい黄色、

水玉模様に見えたり、綿菓子に見えたり…


その正体が判ってからは、ますます楽しく走っています。

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鮮やかな黄色の正体が土佐水木(とさみずき)

マンサク科の花ですが、名前のとおり土佐地方原産の水木(みずき)です。

花は、下向きで、一房に黄色の小花を7~10個程つけ、花の中心が赤い。


派手さがないせいか、ひっそりと咲く感じが、「清楚」という、花言葉にぴったりだと思いませんか!?


鮮やかな黄色、緑っぽい黄色、

水玉模様に見えたり、綿菓子に見えたり…


皆さんも、山に出かけ、探してみて下さい。



私のナンバーワン!

花たより|2010月03月23日

待ち遠しい春の花


私の待ち遠しい春の花、ナンバーワンはこれ!!

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山茱萸(さんしゅゆ)

江戸時代に中国から、止血、解熱作用の効用がある薬草として渡来した植物で、

別名、春黄金花(はるこがねばな)といいます。


少し暖かくなると、いつも一番に、探してしまう花です。

ひとつひとつの花は小さく、線香花火のように咲いています。

枝いっぱいに花をつけ、満開になった時の姿は見ごたえあると思いませんか?!

春の青空によく、映えています。

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花言葉は「持続・耐久」

皆さんのナンバーワンの花は何でしょうか?!



ずくなしの花…

花たより|2010月03月19日

本当の名前ではありません。


私が勝手につけた名前です。

土から顔を出していきなり咲く!

こんな姿を見てこの「ずくなし」という言葉が出てきました。

「ずくなし」…東白川の方言で、「怠惰な様子」、「ナマカワ」というような意味。

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本当の名前は、クロッカスです。

朝の冷え込みにも負けず、クロッカスは、元気いっぱいに顔を出し、姿を見せてくれます。

明るい花色で、春の温かみを感じさせてくれる花です。


花言葉は、「信頼、青春の喜び、裏切らないで、切望…」



ハナで春を感じるハナ…

花たより|2010月03月16日

鼻で春を感じる花…


沈丁花(じんちょうげ)も、そのひとつではないでしょうか!?

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枝の先に、たくさんの小さな花が集まって1つの花になっている、

沈丁花(じんちょうげ)は、明るい春の花たちに、比べれば姿、色はパッとしません

おまけに、家の中に入れても置き場所に困るほど香りが強く、

お茶の世界では禁花のひとつになっています。


マイナスのイメージの強い花のようですが、

独特の香りで、離れがたい魅力を持った花だと思います。

一度、じっくり目と鼻で、この花に接してみたらいかがですか?!


花言葉は「永遠、不滅」

一度この匂いに触れてしまうと、永遠に忘れることのできないこの花の香りの虜になってしまうかも・・・

一目ぼれでした!

花たより|2010月03月12日

私が、この花に会ったのは、もう何年も前です。

お茶の先生の茶室でした。

白という色からか、控えめに映りましたが、それが優しく、愛らしく、清楚な感じを受け、しかも、存在感があり、思わず見入ってしまいました。


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 一度、聞いたら、忘れられない名前。


その名は、侘助(わびすけ)

いわれは、いろいろあるようです。

中国からこの植物を持ちこんだひとが「わびすけさん」だったという話や、お茶の大家であった「わびすけさん」が、たいそう愛でていたという話などありますが、どちらにしてもいい響きです。


普通のツバキに比べると、花は小さめ、一重咲きで、筒状になるのが特徴です。

炉(注1)の季節の定番の花です。


花言葉は、「平穏」

まさに、この白の侘助(わびすけ)に、ぴったりの花言葉だと思いませんか!?

花の姿に一目ぼれ。

そして、花言葉を知って、より一層好きな花になりました。


注1・・炉(ろ)は、冬季に点てるお茶の一切。夏季に点てるお茶の一切を「風炉(ふろ)」と言います。


花言葉を裏切る(?)花?!

花たより|2010月03月09日

全国的なようですが、昨日から、東白川も真冬並みの寒さに逆戻り!

気になるのは、先週までの、暖かさに誘われて、顔を出した野山の花たち。

この寒さに震え上がっているのは、人間だけでなく、花たちも一緒なはず。


事務局の向かいにある、こもれびの館の庭先で

こんな寒さの中でも、

凛と胸をはってかわいらしく咲いていた花がありました。


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福寿草(ふくじゅそう)…元日草(がんじつそう)とも言われています。

新春を祝うおめでたい花だと言うことはご存知の方も多いと思います。

明るい色のせいか、寒さを感じさせないホットな花だと思いませんか?!


花言葉は「幸せを招く」。

しかし、花言葉とは裏腹に、この福寿草(ふくじゅそう)には、もうひとつの顔があります。

毒性があり、口にして、中毒をおこした例もあります。


かわいらしく、きれいな福寿草(ふくじゅそう)は、眺めるだけにして、

くれぐれも口に入れないようにして下さいね。

万作(まんさく)の花言葉は・・・

東白川村便り, 花たより|2010月03月04日

“まんさく”って知っていますか?!


3月に入りこちら…寒さの厳しかった東白川も暖かくなりましたよ。

この季節になると私が気になるのが野山の様子…

そうです!野山に咲く木々や花です。


今回は、万作(まんさく)について少し書いてみます。

暖かくなって、野山で一番早く咲く黄色い花が、万作(まんさく)です。

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「まず咲く」→「まんずさく」が、東北地方で訛ったものが語源とも言われています。

「満作」、「万作」と書くそうです。


こんな山に囲まれた所に住んでいても、万作(まんさく)の花を知らない人が多いのには驚きです。

花の形を見て、「これが、万作(まんさく)の花なのか?」って思われる方も多いと思います。

そうなんです!このブルーベリーから錦糸玉子が出てるような美味しそうな形をしているのが万作(まんさく)の花です。


そうそう、万作(まんさく)の花言葉は、「幸福の再来」だそうです。

暖かかくなり、身も心もウキウキした気分になるのは私だけではないと思います。

皆様にたくさんのハッピーが訪れますように…




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