梅雨空に…
花たより|2011月06月24日
中国原産で江戸時代に渡来した金糸梅(きんしばい)
花の形が梅に似ていて、黄色の雄しべを「金の糸」に例えたのが名前の由来。
梅雨空にでも映え、元気をもらえそうな明るい雰囲気の花です。
昨年の今頃紹介した未央柳(びようやなぎ)とよく似ていますが、見比べれば違いは明白です。
挿し木で簡単につきますので、是非お試しください。
花言葉は、「悲しみを止める」「秘密」「きらめき」…等があるようです
花たより|2011月06月24日
中国原産で江戸時代に渡来した金糸梅(きんしばい)
花の形が梅に似ていて、黄色の雄しべを「金の糸」に例えたのが名前の由来。
梅雨空にでも映え、元気をもらえそうな明るい雰囲気の花です。
昨年の今頃紹介した未央柳(びようやなぎ)とよく似ていますが、見比べれば違いは明白です。
挿し木で簡単につきますので、是非お試しください。
花言葉は、「悲しみを止める」「秘密」「きらめき」…等があるようです
花たより|2011月06月21日
かわいらしい姿と優しい色合いが気に入っています。
月見草(つきみそう)という名前にも魅かれます。
月見草(つきみそう)とは異なり、日中、開花することから昼咲月見草(ひるざきつきみそう)という名前が付いているのが
写真の花です。
毎年咲き始めると、この可憐な花が欲しくなります。
何度目なのか覚えがありませんが、今年も根こそぎ分けていただき、家の庭に移植しました。
石がゴロゴロした所でも咲いているのですぐ根付くような気がしますが、移植時期が悪いのか我が家にはなかなか
根付きません。
花言葉は「無言の恋」
いつか、我が家の庭で群生した昼咲月見草(ひるざきつきみそう)を見ることができるといいのですが…
花たより|2011月06月17日
優れた薬効を持ち、古くから民間治療薬として用いられてきた、毒痛み(どくだみ)
地下茎で勢いよく増え、なかなか除草できないしぶとい草である事から「シブト草」とも呼ばれているとか…
確かに、この時期の草取りで一番厄介な雑草です。
花は白く可憐ですが、葉っぱには独特な匂いがあります。
この匂いが好きだという人もいれば嫌いだという人もいるから、おもしろいですね。
先日訪ねたお宅の玄関先に珍しい八重咲きの、毒痛み(どくだみ)が鉢に植えてありました。
以前見た斑入りの葉っぱの毒痛み(どくだみ)などは、ヨーロッパでは大切に栽培されているということですから、ちょっと驚きです。
花言葉は「白い追憶」
どんな追憶なのでしょうか?…たわいもない私の疑問でした。
花たより|2011月06月14日
子どもの頃から馴染みの深い花。
野に咲く姿がこんなにも似合う花は他にないのでは…。
薊(あざみ)には数多くの種類がありそのほとんどが夏から秋にかけて咲き、この時期に咲くのは野薊(のあざみ)と言うのだそうです。
ご存じのように葉っぱや茎に棘があり、触ると痛く、欺かれたという言葉の「あざむ」に名前が由来するとか。
花言葉の「私をもっと知って下さい」が野薊(のあざみ)の叫びのように聞こえます。
「野薊(のあざみ)さん、風情漂うあなたのファンは多いですよ!」
花たより|2011月06月10日
馬の足形(うまのあしがた)
かわいらしい姿の花にどうしてこんな名前をつけたのでしょうか?
きっと皆さんもご覧になったことがあると思います。…畑や田んぼの脇道に咲く直径1センチ程の小さくて艶のある黄色い雑草。
葉っぱが馬の足形に似ていることから付いた名前だということですが、鳥の足形と間違って付いたというからひどい話です。
(残念ながら写真には葉っぱが写っていませんので、機会がありましたら、野に出て見てくださると、きっと頷かれると思います。)
しかし花言葉に救われた気がします。
「楽しみ到来」「子どもらしさ」
風に揺れている姿が子どもたちが楽しそうに踊っているようにも見えます。
花たより|2011月06月07日
真っ白で清楚な雰囲気を漂わせ咲く梅花空木(ばいかうつぎ)
花弁は5枚ではなく4枚ですが、花が梅に似ていることから付いた名前です。
和風の庭だけでなく洋風のアレンジにも向くのでガーデンツリーとしても最近人気だとか…。
気品が感じられるこの花が気に入り、何年か前に挿し木をしました。
成長は早く、特に手をかけた覚えもありませんが、私の背丈を超す程大きくなって今年もたくさん花をつけました。
色々な意味でおすすめの庭木です。
花言葉は「品格」「気品」
花たより|2011月06月03日
新緑の中で一際映えて見えるピンクの花。
谷空木(たにうつぎ)。
名前から想像がつきますが、山あいの谷間に咲くことから付いた名前です。
色彩が優しく、群生して咲く姿が美しいため、庭木に植えられる方も多いようです。
しかし、何故かこの辺りの方たちは、谷空木(たにうつぎ)にはダニがいると言って、家の中に入れません。
水揚げがよくないので、切り花としてはあまり用いることはありませんが…。
田植えの時期に花が咲くので田植え花とも言うとか…
稔りへの祈りが込められているのか、花言葉は「豊麗」「豊穣」
花たより|2011月05月31日
山法師(やまぼうし)
遠目から見ると不思議な姿に興味を持ちます。
緑色の葉っぱの上に白い葉っぱのような花が乗っています。
白い花に見えるのは花弁ではなく、総苞…葉っぱの一種みたいなもので、その中心にあるブツブツした小さなかたまりが花だということです。
白い総苞が、白い頭巾をかぶった山法師を連想することから付けられた名前であるとか。
新緑の美しい山のあちこちで咲く白い花の姿は、よく目立ちます。
花言葉は「友情」
花たより|2011月05月27日
名古屋近辺に比べ、陽気が少し遅れた東白川で、先週あたりからようやく咲き始めた花です。
さて、この花の名前は?
「この花の名前は、知らん(しらん)!」…そうです!
紫蘭(しらん)です!
ランの仲間ですが、この花は庭などで育つ丈夫な種類で、今ではあちこちで見かけるようになりました。
全体に縦筋が入っている葉っぱと紫色の可憐な花のコントラストが綺麗です。
花言葉は「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」
若い頃なら、ぐらっといきそうな花言葉です。
花たより|2011月05月24日
長い間、鳴子百合(なるこゆり)と呼んでいた、私の好きな花です。
調べていたら、実は甘野老(あまどころ)といい、鳴子百合(なるこゆり)の仲間だということがわかりました。
違いは、茎の断面が角張っているのが甘野老(あまどころ)で、丸いのが鳴子百合(なるこゆり)とのこと。
根茎の形がヤマイモ科の野老(ところ)に似ていて甘味があることから付いた名前だとか。
弓なりにしなった姿、やわらかい色合いの葉っぱが魅力的で、生け花では、花より葉っぱが重宝されています。
白く小さな花がとても可愛らしいのですが、下を向いて咲く姿がどこかさみしげにも見えます。
「元気を出して」「心の痛みがわかる人」…うつむいて咲く、甘野老(あまどころ)の花言葉です。