間取プランニング
理想のライフシーンを実現するために、間取プランニングのポイントをご紹介します。
間取プランニングの流れ
- 1家族の希望や要望を取りまとめる
- 2土地や敷地、周辺環境を考える
- 3居住エリアを考える
- 4間取を考える
それでは、4人家族の森川家をモデルケースとして、プランニング・設計の流れを見て行きましょう。
1家族の希望や要望を取りまとめる
森川家は、小学3年生の長男と、小学1年生の長女がいます。家族それぞれに希望を聞いてみました。
- 【夫】
-
- ひとりでパソコンに向って仕事ができる書斎がほしい。
- お客様を招待して宿泊してもらえる部屋がほしい。
- 夏はリビングからオープンテラスへ出て、外で食事がしたい。
- バイクの修理道具や釣り道具などを収納できるスペースがほしい。
- 寝室の窓からは朝日が入るようにしたい。
- 【妻】
-
- キッチンはスペースを広く取り、将来的には長女と一緒に食事をつくりたい。
- 友達を呼んで食事を楽しみたいので、大きな食卓がほしい。
- 玄関から子ども部屋へは、必ずリビングを通るような動線がいい。
- 靴が散らからないように玄関に大きな収納がほしい。
- 【子ども】
-
- 自分だけの部屋がほしい。
- 裸足で歩ける木の床がいい。
- 家族みんなでテレビゲームができる部屋がほしい。
2土地や敷地、周辺環境を考える
森川家が購入した土地は、約36坪(118.8m2)で、南側が道路に面した日当たりのいい場所です。
※土地を購入する前であれば、希望を踏まえて想定してみてください。
東西には2階建ての家が立ち並ぶため、南側からの採光を考えて、建物を土地の北側に寄せることにします。そして南側には、駐車場と夫が希望する物置(収納)を配置することにします
3居住エリアを考える
玄関から入り、家族がくつろぐ、食事をする、寝るという生活動線を考えていきます。大きく分類をすると、リビングなどの共用スペース、各個人の部屋となる個室スペース、お風呂やトイレ、キッチンなどの水周りスペースから順に考えていきます。もちろん①の家族の希望や要望を考慮してください。
森川家の希望をまとめるとこのような居住エリア分けとなります。
4間取を考える
家族の希望が含まれた居住エリアから、詳細な間取へと落とし込んでいきます。フォレスタイルの場合は、概算建築費用がわかる木の家¥シミュレーターがあるので、あとは予算を踏まえて理想のプランニングをかたちにしていきましょう。
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